高山都さんと「家時間を豊かにする花」
今、自分のために花を買う人が増えています。日々の癒しに、もしくは頑張った自分へのご褒美に、お気に入りの花を選んで、飾る。それだけで家で過ごす時間がぐっと楽しく、豊かになるのです。普段の生活に花を取り入れるヒントを教えてくれるのはモデルの高山都さん。旬のシャクヤクを持って、センスがぎゅっと詰まったご自宅を訪ねました。
自分のために花を買うようになったきっかけは?
きっかけは趣味のランニング。走っているときにかわいいお花屋さんを見つけたのが始まりでした。最初はお店のおすすめの組み合わせをそのまま飾ることが多かったのですが、徐々に自分の好みや気分に合わせて選ぶようになりました。
今の住まいに引っ越したのは3年前のこと。ダイニングのグレーの壁紙は、花が映えるようにこだわって選んだお気に入りです。
家に花があるとどんな気分?とっておきの楽しみ方を教えて!
朝起きて花が目に入るとやっぱり気分が上向きになりますね。自著にも書いているのですが「花は生活のバロメーター」。花があると片付けなきゃ!と思うので自然とその空間はきれいになっています。
目で楽しむだけじゃなく、インスタグラムに投稿するとみんなの反応が見えるので飾るモチベーションも上がります。撮影するときのポイントは①花の一番かわいい表情を探してあげる②余分なものを入れず、空間をすっきりとさせて撮ること、の二つ。花の持つかわいさや美しさが際立った写真が撮れます。
どんな花瓶に飾ってるの?
実は花を飾り始めた5年前は花瓶を持っていなかったんです。人からいただいたものだったり、旅先の蚤の市やお気に入りの作家さんのものを買ったりして、徐々に集まってきました。大きな花瓶を買わなくても、持っているコップやビンに少しだけ飾るのでも、十分楽しめると思います。
シャクヤクについて
最初は「豪華でハードルが高そう」という印象でした。だけどこうやって、野原で摘んできたような繊細な小花やグリーンをまぜて、カジュアルダウンしてあげるとかわいいですね! 自分の部屋にもしっくりなじみます。洋服と同じで、ちょっと崩してあげるのがいいみたい。こんな風に組み合わせる素材によって、雰囲気ががらっと変わるのが花の楽しいところですよね。雄しべのイエローもアクセントになっていい感じです。
(2020年4月インタビュー)
- Profile
高山都(たかやまみやこ)●1982 年生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラム(@miyare38)が人気。著書に『高山都の 美 食 姿 「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』と第2弾となる『高山都の 美 食 姿 2「日々のコツコツ」続いています。』(どちらも双葉社)。