2021.07.01 UP
夏を象徴するヒマワリは、ぱっと開いた花姿で眺めているだけで明るい気持ちにさせてくれます。元気いっぱいのイエローがトレードマークで、世界中で太陽にまつわる名前で呼ばれています。
【Japanese name】ヒマワリ
【English name】Sunflower
【Scientific name】Helianthus annuus
【Family・genius】キク科
【Origin】北アメリカ大陸西部
【Flower Language】私はあなただけを見つめる、崇拝
コロンブスが発見
原産地は北アメリカ。ネイティブ・アメリカンが食用として栽培していたものを、コロンブスが持ち帰ったことでヨーロッパでも広まったといわれています。
江戸時代に日本へ
ヨーロッパから中国を経て、日本に渡来したのは江戸時代。当時は「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれ、今のような人気はなく“大きすぎて下品な花” と評されていたそう。
3,000 の花の集合体
黄色い花弁の部分は舌状花(ぜつじょうか)、中央の部分は筒状花(とうじょうか)と呼ばれ、多数の花が集まって一輪の花を形作っています。筒状花の数は一輪につきなんと1,500~3,000 にのぼります。
太陽王が愛した花
フランス絶対王政の最盛期を築き「太陽王」と呼ばれるルイ14 世。その名の通り、太陽を象徴するヒマワリを非常に愛し、ベルサイユ宮殿の紋章にも用いられています。
自由と正義の象徴
日本の弁護士が胸に着けているバッジの縁取りは、16 弁のヒマワリ。中心に描かれた秤(はかり)は公平と平等を表し、ヒマワリは自由と正義を象徴しているそう。